【レシピ】日本の弁当〜定番おかず二品
日本の弁当(べんとう/Lunchbox)は、ひとつのお弁当箱にご飯、複数種のおかずが入っていることが特徴。味や栄養のバランスはもちろん、見た目の美しさ、彩りを意識して綺麗に詰められます。
今回は、そんな日本の弁当の定番おかず「卵焼き」と「金平牛蒡」のレシピを紹介します。
どちらも簡単にできるので、ぜひ作ってみてくださいね。
青さの卵焼き(たまごやき/Tamagoyaki)
<材料>
・卵 2個
・青さ粉 小さじ1
・塩麹※ 小さじ1/2
・マヨネーズ 小さじ2
・みりん 小さじ2
※塩麹(しおこうじ)とは、米麹、塩、水を混ぜ、発酵させた日本の伝統的な調味料。スーパーで購入できるほか、自宅で簡単に手作りすることもできます。塩麹がなければ、塩をひとつまみほど入れましょう。
<作り方>
① ボウルに卵を割り入れ、混ぜる。
② ①に調味料を全て加えて混ぜる。
(ポイント)マヨネーズを加えることで、冷めてもふんわりと柔らかな仕上がりになります。
③ 卵焼き器※を中火で熱し、油をひく。
※卵焼き専用の長方形のフライパンです。なければ、平たくて小さいサイズのフライパンを代用しましょう。
④ ②の1/4量を卵焼き器に流し込み、火が通ったら奥から手前に巻く。同様に3回繰り返して火から下ろす。
(ポイント)火力は、中火の状態を保ちましょう。火力が強いと、卵に一気に火が通って硬くなり、食感が悪くなってしまいます。
① 食べやすい大きさに切り分ける。
金平牛蒡(きんぴらごぼう/Kinpiragobou)
<材料>
・牛蒡 100g
・人参 50g
・胡麻油 大さじ1
・みりん 大さじ1
・醤油 大さじ1
・七味唐辛子※ 適量
・金胡麻 適量
※七味唐辛子(しちみとうがらし)は、主原料の唐辛子に山椒、麻の実、陳皮、青海苔などの薬味や香辛料を調合した日本独自の調味料。一般的には、「七味(しちみ)」と略して呼ばれます。なければ、刻んだ乾燥唐辛子でも問題ありません。
<下ごしらえ>
牛蒡と人参の皮を剥く。
(ポイント)牛蒡の皮はアルミホイルで擦ると簡単に取れます。
<作り方>
① 牛蒡は5cm長さの細切りにする。細切り※にしたら、水にさらす。
(ポイント)牛蒡にはアクが多いので、水に晒すことでアクを取り除きます。
② 人参は5cm長さの細切りにする。
③ フライパンに胡麻油を入れて中火で熱し、細切りにした牛蒡と人参を加えて炒める。
④ 牛蒡と人参に火が通ったら、みりん、醤油を加え、全体に馴染んだら火を止める。
(ポイント)醤油は焦げやすいので、みりんの後に加えましょう。
⑤ 仕上げに、七味唐辛子と金胡麻をかける。
今回、紹介した定番おかず二品には、日本独自の調味料が使われています。
そちらについては、また次回紹介できればと思います。
弁当は、持ち運びする食事のことですが、たまには家で弁当を食べるのも良いかもしませんね。
Writer : EMA
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